
しんと静まりかえる夜、物音ひとつしない時が止まったようなこの空間で熱情の2楽章を弾く…。
自分の奏でるひとつひとつの音が身体の中にジワジワと染み渡るような、神と対話するような、祈るような、不思議な気持ちになります。
朝日の差し込む午前中はエネルギッシュな1楽章や3楽章をさらうと気持ちも乗るし、1日の終わりの夜中はやはり2楽章がしっくりくる。
熱情も色々聴いてます。
中でも、アラウはハンパ無い緊張感の中、1音1音噛み締めるように丁寧に歌っていてサビまでの持って行き方が素晴らしい、ランランは表情豊かで生き生きとしていてワクワクするし強弱の幅がとても広い。どちらも参考にしたい大好きな演奏です。